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ニューヨークという町
ニューヨークは近代都市。という印象は最初に町に入った時に崩れてしまった。それは旧い建物が多いからだ。ここ100年程の町であるニューヨークではあるが、戦災にあった訳でもなく、地震などの災害もない、ビル爆破事件があったとしても、ビルがガラガラ崩れるようなことはなかったからだろう。
高層ビルが立ち並ぶ風景は、新宿とも違う印象だ。それは、50階以上のビルがニョキニョキと建っていて、それも隣接しているからだ。現在工事中の現場もある。まだ開発の余裕があるというのは信じられない。旧いビル群と新しい超高層ビルが混在する風景は他のどこでも見た事がなかった。
街を歩く人々は多種多様で、まさに人種のるつぼである。白人、黒人はもとより、東洋系、インド系、ほかにもいろんな顔が見られた。アメリカという国が多民族の集まりであることは知ってはいたものの、これも見ないとわからない衝撃であった。たまたま独立記念日前後ということもあって、観光客も多かったのだろう。もともと想像していた「いかにもアメリカ人ぽい白人」の顔が少なくも感じられた。
見るものすべてが日本からあまり出た事のない私にとっては、新鮮ですばらしいものに感じられた。
研修の合間を縫って行った有名なジャズスポット「ブルーノート」ではベン・E・キング、ブロードウェイでミュージカル「SWING」、もうひとつ「BirdLand」でもラテンジャズを鑑賞した。そして、セントラルパークやジョンレノンが殺された「ダコタハウス」、「エンパイアステートビル」の86階から見るニューヨークのビル群、イーストリバーを挟んだ対岸で見たマンハッタンの夜景、ニューヨーク市内を縦横無尽に走る地下鉄、メトロポリタン美術館、ニューヨーク近代美術館。いずれも、無理して来てよかったと思う絶景であった。
たまたま独立記念日の翌日、クリントン大統領が同じホテルに泊まっていたことも、ここは「アメリカ!!」を感じることができた。
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