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MASTERの事件簿
99.10.31〜
10kg減量大作戦
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99.10.31 待ちに待った自転車が来た。
あれは、もう17年も前のことだが、友人と3人で自転車によるツーリングをした。わが町須坂から長野市街地を抜け、鬼無里、白馬、そして糸魚川を経て新潟県能生で一泊、直江津経由で須坂まで帰ってくるというものだ。二十歳前の僕らにとっては、体力的には結構きついながらも、決して無理な計画ではなかっただろう。
しかし、四捨五入すれば40才となってしまう今となっては、想い出として語ることしかできないと思っていた。
それが、今月になってその友人から電話があった。「また、新潟へ行こう」というのである。「えっ、うそだろ」。とっさにそう答えてしまった。最近では、ほんとうに運動不足で、5才になる息子も僕がたまに体を動かして運動することを「うんどうぶそくする」と言うようになっていた。
少なくとも10kg程度の減量をしなければ、とても自転車で1日100km近い距離を走ることなど無理だと思った。「今度はいくらなんでも、当時のコースは無理だと思う。直接、直江津への往復にしよう。そして、温泉にでも入って、うまい魚でも喰って、うまい酒を飲もう」と友人は言った。「うまい魚、酒、そして温泉。それもあの時と同じメンバーで」この言葉にぐっと引き寄せられてしまった。その時、僕はすでに10kgの減量を心の中で誓っていた。
数日後、僕は家のとなりの自転車屋さんに行って自転車を注文した。
せっかく減量をしても、重い自転車に乗ってはその意味が薄れてしまう。例えば3kg軽い自転車に乗れば3kgの減量に相当する。そう思い、予算を大幅にオーバーしてNationalのスプリングボックDTという輪行仕様の自転車を選んだ。重量は12.9kgだ。
それからの数日は、あちこちで、10kg減量宣言をした。人に話すことで自分を追い込み、どうしてもやらねばならないことにしてしまうためである。このホームページもそのためのものだ。
そして、とうとうその自転車が来た。早速試乗してみるとあの頃の感覚が蘇ってくる。道の凸凹をクリアするときの力の抜き方、止まるときのトーストラップからの足のはずし方等々だ。15kmほど乗ってみたが、やっぱり体力はそうとう衰えているようだ。明日は筋肉痛だろう。とにかく、少し続けて見ることにする。10kgの減量はともかく、目標は自転車で「うまい魚、酒、そして温泉」をゲットすることなのだ。
99.11.7 30km走ってみたけど・・・。
自転車が来てから、なるべく乗るようにしている、仕事以外の用事があるときは必ず自転車に乗る。今日は中野の立ヶ花まで行ってきた。往復で30kmくらいだと思われる。標高差は100mくらいだろう。私の家は須坂温泉のすぐそば、そこから小布施ハイウェイオアシスまで上りはところどころにはあったもののほとんど下り坂、なのにもうそこでバテてしまった。新潟に行くときはたぶんここら辺りが待ち合わせ場所となるはずだ。こんなところで、すでにバテているようでは先が思いやられるというものだ。その後、中野インターチェンジ付近でもう一度休憩して、目的地まで到着。友人の家で2時間ほどいろいろな話をし、「あー、帰るのやだなぁ。ずっと上りだよなぁ」と愚痴をこぼしながら帰路についた。帰りはほとんど上り坂だったが、休まず帰ろうと頑張った。しかし、夕方5時を過ぎるとそろそろライトを点灯しないと危険なので・・・、という理由で一度休憩し、ライトをセットした。汗がタラタラこぼれ落ちるほどになった体が冷えないうちに、もう一度自転車にまたがって再スタートした。家に帰るとドテっと座り込む始末。「キモチワリー」を連発した。
新潟に行くには野尻湖を通って県境までずっと上り、帰りは標高0mから県境まで1000mの標高差をクリアしなければならない。うーん。どーなっちゃうのかなぁ。
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